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沸と匂い 組織的には両方とも同じものだが見え方がまるで違う。沸とは簡単にいうと焼刃の中に肉眼で一粒一粒はっきり確認できるきらきら光っているものである。大きさで荒沸、中沸、小沸がある。一方匂いは粒子が細かくて肉眼では区別が困難である。光に透かして見ると刃境のあたりに白いもや状のように見える。
刃の働き 鑑賞するうえで重要であり楽しみなもの足 | 刃の縁からはいる線状の働きで短いと小足、丁子のように見えると丁子足になる。 |
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葉 | 足と似てるが刃中に点々とあるもの。 |
稲妻、金筋 | 鍛え目にそってあらわれる沸の線。 |
掃掛 | 掃いたような筋が出て沸がついた状態。 |
砂流し | 刃中の鍛え目に沿って沸が線状にでたもの。 |
ほつれ | 直刃で本刃にもう一本細い線を焼いたもの。 |
喰違刃 | 真っ直ぐではなく途中で食違っているもの。 |
飛焼 | 刃文から離れて焼があること。 |
玉 | 飛焼だが意図的に焼をいれてあるため円形である。 |
刃中の働きについての図
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