委託品 短刀 兼常 | |
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時代 | 古刀(室町時代後期)美濃 刀身ランクB |
鑑定 | なし |
付属品 | 白鞘 付属品ランクA |
寸法 | 長さ28.4㎝ 反り0.2㎝ 元幅2.56cm 元重ね0.62cm 重さ182g |
形状 | 平造、庵棟、身幅尋常、重ねやや厚く、僅かに反りつき、フクラ枯れごころ。 |
鍛 | 板目肌が流れやや肌立ち、地沸つく。 |
刃文 | 互の目に丁子刃を交え、足太く入り、匂口締りごころに小沸つき、細かく砂流しかかる。 |
帽子 | 乱れこんで地蔵風となる。 |
彫物 | 表に腰樋を掻き流す。裏は護摩箸を掻き流す。 |
茎 | うぶ、桧垣鑢、先栗尻。 |
はばき | 真鍮一重。 |
説明 | 兼常は室町時代から江戸時代にかけて多くの名匠がいます。美濃関出身で全国で活躍しています。この短刀は綺麗な丁字で室町時代末期の作と考えます。 |