委託品 薙刀直し刀 無銘 古藤島 | |
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時代 | 古刀(南北朝時代)越前 刀身ランクA |
鑑定 | 特別保存刀剣鑑定書 |
付属品 | 白鞘付 付属品ランクA |
寸法 | 長さ68.6㎝ 反り2.8㎝ 元幅3.09cm 元重ね0.81cm 重さ693g |
形状 | 薙刀直し造、庵棟、身幅広く、重ね厚く、反り深くつく。 |
鍛 | 板目肌に杢交じり、地沸つき、地景入り、淡く映り立つ。 |
刃文 | 互の目に小乱れ、丁子刃が交じり、匂勝ちに小沸つき、足・葉盛んに入り、飛焼入り、湯走りかかり、金筋・砂流し盛んに入る。 |
帽子 | 焼詰める。 |
茎 | 磨上げ、鑢目切り、先栗尻。 |
はばき | 金鍍金一重。 |
説明 | 特別保存刀剣で古藤島極めの付いた薙刀直し刀です。初代友重は越前藤島の出身で来国俊の門人になったと伝えられています。良業物に指定されており切れ味も優れています。元々は大和鍛冶であったという説もあります。同銘が続き、応永頃に加賀移住、以後新々刀に至るまで同国にて続きました。南北朝時代の薙刀を刀に仕立て直した刀です。現存の多くは室町中期以降で応永以前の作例は無銘とはいえ珍しく貴重です。地にしなえごころがありますが、特別保存刀剣に指定されており品質は問題ないと思います。 |